台湾の冬 温泉名勝(北投編)

北投温泉は、台北市内にあるMRTで気軽にアクセスできる温泉地として人気のスポットです。
北投温泉の大きな特徴のひとつは、ひとつの温泉地で3種類の泉質のお湯を楽しめるという点です。白硫黄泉、青硫黄泉、そして鉄硫黄泉です。台湾の温泉は無色無臭のお湯も多いのですが、ここは温泉街を歩いているだけで硫黄臭が漂ってきて温泉気分を盛り上げてくれます。
台湾の温泉の歴史はここから始まった!
北投温泉が発見されたのは1894年。1896年に大阪の商人、平田源吾が最初の温泉旅館「天狗庵」を開業して温泉文化が花開き、1913年6月に台湾総統府を手がけた森山松之助の設計で、北投温泉浴場が建設されました。台湾では最も歴史が古い温泉地です。
歴史も感じながら、1カ所の温泉地で異なった3種類の泉質が楽しめるなんて台湾では珍しいんです。こんなすごい温泉に、電車で簡単に行けるのですから、台北に来たら行く価値絶対ありです!