台湾の娯楽飲み屋街「林森北路」

Netflixの台湾ドラマ「華燈初上」が今台湾で注目を集めています。このドラマは台湾一の繁華街・林森北路のクラブを舞台に、そこで働く女性たち、日本人駐在員、街の人々の悲喜こもごもを描いたドラマです。そこで今回は、舞台となった林森北路について紹介します。

林森北路
東京でいうと「歌舞伎町」、大阪でいうと「北新地」のような飲み屋街ですが、実は百年前の日本統治時代から既に存在していました。
日本統治時代(1895~1945年)は「大正町」と呼ばれており、路地の名前も日本式に「五条通」「六条通」・・・「十条通」であった。なお、この呼び方は今でも通じます。クラブ・スナック・バーが最も多いのは六条通から八条通りで、30年ぐらい前はほとんどの店のママさんやホステスさんは日本語が話せました。お客さんも9割以上日本人の駐在員や日本からの出張者で、この町は台湾人にとって「日本人の歓楽街」というイメージがありました。
店の営業時間は夜8時から深夜1時までですが、この街には出勤前にホステスさんが客と食事をする焼き肉屋、日本料理屋、水餃子屋、台湾ラーメン屋、台湾式小料理屋などが軒を並べ、賑わっています。夜8時になると、いよいよクラブの営業開始。どこのお店に入っても、雰囲気が日本ぽっく、メニューも看板も日本語で、今だとコロナで日本にいけないので、日本が恋しい時に「林森北路」に立ち寄ると日本を味わうことができます。
皆さんも、台湾にいらっしゃった際は「林森北路」に行ってみてください☆